多様な実践者のみなさんと議論を交わした3時間。「ケーススタディから学ぶ②NPOの経営」を実施しました。

6月8日(日)、「ケーススタディから学ぶ②NPOの経営」を実施しました。その様子をレポートします。

目次

1、概要

この勉強会は昨年リニューアルしたケーススタディ教材を使い、NPOの経営に対する理解を深める勉強会の第2弾です。ケーススタディを用いた学びを体験していただくこと、事例からNPOの経営を学ぶこと、グループワークで対話をしながら考えを深めることを目的として開催しました。

呼びかけに応じて集まったのは14名。NPO経営者・非営利組織で働いている方・NPOの応援をしている行政職員など、関心の高い方々が集まりました。

ケーススタディの作成を一緒に行った浜銀総合研究所の田中 知宏さんと古舘 茜さんを講師にお迎えしました。

第1部は、田中さんから今回取り上げるNPOの組織について解説がありました。子ども・親子・拠点運営・廃校活用等がキーワードになっている東京都内のNPOを取り上げました。

解説をうけたあとは3グループに分かれて事前課題についてディスカッションしました。それぞれの経験をいかし活発な意見交換がなされていました。



第2部は、古舘さんから今回取り上げたもの以外の事例の紹介があったのち、ケーススタディが学びの現場にどのように活用されているかという点から解説がありました。

2、参加者からいただいたご感想

ケーススタディを学ぶことがはじめての方が多かったため新鮮だったようです。自分の団体を離れて他の団体の事例をみてみることで客観視できる効果もあったようです。

具体的にいただいた感想をご紹介します。

所属や肩書きを超えて多様な経験とアイディアが集約され、その交流自体も非常に楽しく、あっという間の3時間でした

ケースについて考えた後に「種明かし」には驚きと「なるほど!」が詰まっており、久しぶりに新鮮な感覚を味わうことできました。団体って改めて生き物だということを感じました。

NPO運営の究極形、まさにそうだと思いました。代表の頭の中は誰も分からないよね、も含めて。何かやっている人の参加が多く、参加者の方々からも勉強させていただきました。

正解がないテーマをみんなで話し合う中で、「人の数だけ答えがあるんだな」と実感しました。 難しいけれど、考える過程そのものが楽しかったです。

(今後も)組織運営・人材育成・ファンドレイズなどテーマ、視点を提示しての学び合いの場があったらいいなと思います。

ケーススタディという手法による学びの可能性を大きく感じた回となりましたので、引き続き、機会をみて勉強会を続けていきたいと思っています。

また、参加者の皆さんがそれぞれの視点をお持ちだったからこそ、活発な意見交換ができました。ありがとうございました。

なお会場はbenten103 を使用しました。https://www.instagram.com/benten103.kanmatch/
会場についても「集中できる素晴らしい空間でした」との感想をいただきました。
関内駅から徒歩5分に位置するスペースですので、ぜひお立ち寄りください。

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