「経験者から学ぶクラウドファンディングの極意」開催しました。

【イベントレポート】

11月26日、「始めたい人_応援したい人へ 経験者から学ぶクラウドファンディングの極意」を開催しました。

これまで44件のクラウドファンディングを伴走し、41件、約7千万の資金調達の伴走を成功させてきました(関内イノベーションイニシアティブ実績)。この勉強会では、この経験を活かし、主にクラウドファンディングを成功させるための伴走支援に興味がある方向けの内容で構成しました。

ゲストは株式会社CAMPFIREの竹内一平さん、そして、実際にクラウドファンディングを成功させた経験者として、一般財団法人やっほーの中村圭さん、株式会社FuturaのYuki Gotandaさんにお越しいただきました。

具体例をまじえながら、伴走支援のポイントをお伝えしたところ、熱心にメモをとりながら聞いてくださる参加者の方が多く、関心の高さと切実さが伺えました。

簡単に内容を紹介します。CAMPFIREの竹内さんからは、クラウドファンディングのcrowdは群衆という意味であって、cloudではなく、お金だけではなく仲間が集められるという特徴が強調されました。

次にYuki Gotandaさんからは、クラウドファンディングで資金調達した結果として、パリでの展示会で商品(眼鏡)を展示できたこと、そしてフランスでの商品の取扱店が見つかった、というお話がありました。また、クラファンでもっとも苦労したのは自分をさらけだして応援してもらうことだったという言葉には、会場から共感があつまっていました。

Gotandaさんのクラファンページ https://camp-fire.jp/projects/769839/view



2番手として登壇してくださった一般財団法人やっほーの中村圭さんは、恥ずかしがらずに疎遠だった人にも連絡をとり応援をお願いしていった、とお話されていました。
途中、伸び悩んだときには、「ヤッホー」の大切にしていることをエモーショナルにお伝え、読み手の感情に訴えるように心がけたそうです。書きながら泣いてしまうこともあったそう。そして、クラファン終了後には、地域の方の認知度も上がって声をかけられることが増えたという波及効果があったそうです。

ヤッホーのクラファンページ https://camp-fire.jp/projects/766365/view

これらの経験談をうけて、当財団の理事の治田から、クラファン期間中は選挙活動とわりきろう、という印象的な言葉がありました。その上で、伴走支援としてどのようなことをするのか、具体的なポイントが紹介されました。起案者の孤独によりそう、といった精神面から税金対策の話まで。これまで40件以上の伴走支援をしてきた経験から出てくる話に多くの方がメモをとっていました。

クラファンはドラマで、そこには必ず感動がある。そんな言葉も印象的でした。

終了後、参加者の方からはこんな感想をいただきました。

「少し前に別の案件でクラファンのサポートに入らせていただいたのですが、治田さんの丁寧な伴走支援のお話をお聞きして、自分に至らぬ点がたくさんあったなと気づきがありました!」

ご参加のみなさま、ありがとうございました。

なお、当財団では、クラファンの伴走支援に関心があるという方を随時探しています。関わってみたいという方がいらっしゃいましたらお問い合わせください。

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