「KANAGAWA HERI-PORT2025」を開催しました 〜神奈川の「歴史を活かしたまちづくり」を語る熱い夜〜

目次

イベント概要

2月9日(金)19時から「KANAGAWA HERI-PORT2025」(神奈川ヘリポート)が開催されました。

神奈川の「歴史を生かしたまちづくり」の「今」、そして少し「未来」を知ろう“をテーマに、県内で歴史を生かしたまちづくりに関連した活動をしている自治体や活動団体の情報交換と交流を目的とした報告会です。

ちなみにHERI – PORT(ヘリポート)はHERITAGE(ヘリテイジ:遺産)+Report(リポート)をかけあわせた造語です。新しく飛び立つイメージをこめて、名前をつけました。

この初の試みは、横浜・神奈川を中心に歴史的建造物に関するニュースを紹介するウェブメディア、ヘリテイジタイムズ横浜・神奈川との共催で実現しました。日頃より非公開の勉強会を積み重ねており、この度、公開イベントとして結実しました。

当日お呼びしたのは6名の方。建築家の方から、行政職員、まちあるき団体の代表、老舗の菓子屋の代表まで。色々な観点からお話しいただきました。

会場は、日本大通りに面した移転したmassmass関内フューチャーセンター。日本大通りのシックな夜景がガラス越しに見える開放的な空間です。

夜18時半ころからぞくぞくと人が集まってくださり、普段は静かなスペースに活気がともります。最終的に参加者は30人を超え、スタッフもあわせると50名弱となりました。

内容の紹介

この日の登壇者は6人の方。一人8分の持ち時間のプレゼンに質疑応答をはさみ会場と対話します。それぞれのプレゼンがはじまる前には、HERIPORT(ヘリポート)とかけて、毎回「Take Off」という掛け声を発声。テンポよく明るい雰囲気で進んでいきました。

以下はヘリテイジタイムズ横浜・神奈川によるレポートをもとに構成しています。
https://www.heritagetimes-yk.com/post/2025020901

三陽物産代表取締役社長・公益社団法人神奈川台場地域活性化推進協会理事長の山本博士氏

「地元企業が保全した戦前の洋館住宅 山手133番館」

横浜モンテローザという製菓会社を営む山本社長が、廃墟だった山手133番館の価値を発見し修復し保全するまでの道のりをご紹介いただきました。

株式会社悟工房代表取締役の山中信悟氏 

「歴史的建造物利活用の構造的視点」

歴史的建造物の風情を崩さずに耐震補強を行ってきた実践的な事例を紹介いただきました。

横浜市都市整備局都市デザイン室担当係長の鈴木淳氏

「横浜の歴史を生かしたまちづくり〜歴史的風致維持向上計画の策定〜」

横浜市が策定を進めている「歴史的風致維持向上計画」(歴まち計画)の概要を紹介いただきました。関内地区・山手地区・金沢八景の六浦港周辺が指定されているそうです。

一般社団法人あるっこ代表理事の並木有咲氏 

「まち歩きを楽しむ視点を伝え、まちの歴史に興味を持つキッカケを作る」

まちを好きでない人にも興味を持っていただくため、まち歩きを行う「あるっこ」の活動や、SNSで発行しているマガジンについてご紹介いただきました。

有限会社カサイアーキテクチュラルデザイン代表取締役・JIAの 笠井三義氏 

「歴史的建造物の調査・研究からみる保存について」

JIA(公益社団法人 日本建築家協会)の活動として県内の歴史的建造物に対し保存要望を出してきた意義をご説明いただくとともに、横浜市の歴史的建造物に認定された「旧根岸競馬場一等馬見所」を紹介いただきました。

株式会社計画・環境建築会長・野毛山ものがたり館の杉本洋文氏

「歴史的建造物の活用と野毛山ものがたり館について」

野毛山ものがたり館のご紹介と、国内の木造建築物を保存していくには大工をはじめとした職人育成が重要であること、こうした職人の技術は海外からも注目されていることお話しいただきました。

参加者からも多くの質問が寄せられていました。

参加者からの感想

プレゼン終了後は交流会。懐かしい再会があったり、新しい出会いがあったりと、皆さんのお話は尽きず、時間ぎりぎりまで多くの人が過ごされていました。


そして山本博士氏から「勝サブレ」を差し入れしていだきました。祝砲をあげつづけた神奈川台場をイメージして、台場を設計した勝海舟の文字が入っている縁起のよいサブレです。バターたっぷりでサクサク!

終了後、参加者の方からは以下のような感想をいただきました。

様々な方々が、それぞれの多様な視点から歴史まちづくりにアプローチをしていることを 知ってとてもおもしろかった。

個人個人の努力はなされているので、組織や面での取り組みが大事だなと思いました。

根岸競馬場の今後の可能性について知りたい。

赤レンガ倉庫の保存の活用をどのように進めたのか、事業化と資金面についてしりたいです。


ご来場の皆様、ありがとうございます。この機運に次につなげていきたいです。

参考:https://peatix.com/event/4258705/view

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